免疫力を高める4つの食材
免疫力とひとことで言っても、
あらゆる病気に打ち勝つという意味です。
風邪を引かない風邪予防から、糖尿病予防、果てはがんにならないための予防など
ありとあらゆる病に打ち勝つ体からのパワーを
意味しています。
病のなかで、一番きついのは、がんです。
このがんにならないための免疫力をつけてしまえば、
そのほかの病気にもならずに済みますし、
快適な生活を過ごすことができます。
昔から言われるように「医食同源」で、
体にとって薬になるような食材は、薬と同じような働きをしてくれます。
従いまして、
免疫力を高める食材は、
あらゆる病に打ち勝つということなのです。
では、その食材4つをご紹介します。
・レモン
・ハチミツ
・ヨーグルト
・リンゴ
この食材を毎日の食生活に活用するように
取り入れてみてください。
では、次にこの4つの食材について
なぜ、この4つの食材が免疫力を高めるのかを
ご説明します。
食材の働き
では、それぞれの食材の働きについて、
なぜこの4つの食材が免疫力を高める作用があるのか
・レモン
レモンは、古代ローマ時代から薬として用いられてきたほどの伝統食材なのです。
なぜ、古代ローマ時代から食材として重宝されたかというと、
ア・代謝を正常にする
イ・強い抗酸化作用があるため、それが免疫力を高める
ウ・ミネラルの吸収を高める
エ・ビタミンCが豊富
であることが相互関連しています。
これらの作用が、発がんのもとになる活性酸素を消し去る働きをしてくれるのです。
また、
発がんだけでなく、老化予防、動脈硬化予防にもなるうえ、
ミネラルの吸収を高める作用によってあらゆる病に打ち勝つことができる
のです。
それは、ビタミンCとクエン酸が豊富なことによります。
・ハチミツ
ハチミツも、免疫力を高める食材として大きな貢献をしてくれます。
旧約聖書や古代エジプトに記録が残されているほど、数千年前から好んで食されたものです、
ア・免疫力を高める
イ・代謝を正常にする
ウ・滋養強壮作用がある
エ・疲労回復作用がある
という、ありがたいもので、代謝を正常にするビタミンB1、乳酸、亜鉛、クエン酸、
コハク酸を含む沢山の栄養があります。
ハチミツも何でも良いというわけではなく、加工されていないものが
栄養として残っているものですから、
食材として選ぶときは、加熱されていないものを選ぶのがポイントです。
ご参考までに、ニュウージーランド産のマヌカなどもいいかもしれません。
・ヨーグルト
近年、良く言われる腸内環境が整う、乳酸菌が豊富に含まれている食材です。
腸内環境が良くなると、免疫力が上がります。
ヨーグルトには、オリゴ糖が含まれているので、
胃がんや大腸がんのもとになるピロリ菌を抑制してくれるからです。
胃腸が元気になると、血液がきれいになりますから、その効果として
免疫力が高まります。
まとめると、
ア・腸内環境が整う
イ・免疫力が高まる
ウ・胃がんのもとであるピロリ菌を抑制する
エ・便秘が改善される
というメリットがあります。
ですから、
ヨーグルトを毎日食すると、
大腸がん予防や胃がん予防になるという報告があります。
・リンゴ
リンゴのもつ食材パワーは、
ア・がんの抑制効果が動物実験で得られた
イ・腸内環境が整う
ウ・免疫力を高める
エ・活性酸素を除去する
というすぐれ物です。
リンゴのペクチンには、大腸がんの抑制効果だけでなく、
肝臓への転移を抑えたり、活性酸素を除去したりするはたらきが
あることを、ラットの実験で認められたそうです。
また、ペクチンには、腸内環境が整うのはもちろんのこと
ビフィズス菌の増殖を促す作用もあり、
発がん物質であるミトロソアミンの発生を抑えることも
実験でわかったそうです。
リンゴはできれば皮に栄養があるので、無農薬リンゴがおススメです。
それがなかなかできない場合には、
口に入れる前に一晩水にひたして農薬をとる方法もありです。