独学で宅地建物取引主任士試験に合格する方法(体験談)

  

独学で宅建に合格するために

宅地建物取引主任士試験は、国家試験です。

合格率は毎年約10%前後と云われています。

宅地建物に関する法律のプロになるわけですから、

決して簡単に合格できるものではありません。

だからといって、わざわざ学校に通って勉強しないと合格できないかと言われれば、

そうでもありません。

実際、私が約1か月半の勉強期間独学で合格しましたし、周囲の人も、

約3か月の勉強機関で独学で合格しています。

正しい方法で勉強すれば、必ず独学で合格できる試験ですので、

挑戦してみて下さい。

必要なことは、

・勉強道具を揃える。

・必ず毎日最低3時間以上は勉強に時間を充てる。

・宅建試験が行われる10月から勉強をスタートする時までを逆算して

 勉強の配分をする。

・風邪を引かないように睡眠はきっちりとる。

・通勤などで、mp3などのツールで音声勉強をする。

・机以外のところでも、できる限り勉強する。

・勉強のための環境が大切なので、できる限り周囲の人の理解を得られるように努力する。

用意するもの

・テキストー市販のテキスト、あるいは予備校テキストなど自分にフィットするテキストを2冊用意する
1冊は自宅用、もう1冊はバッグに入れていつでも見れるようにする。

・最低過去3~5年分の過去問を2冊用意する。
テキストと同じように、自宅用、持ち運び用にそれぞれ用意する。

最初は、テキストを読み進めながら、テキストに載っている過去問を解きながら進める。

1つのセクションが終わると、同じセクションの過去問を解いてみる。

間違えたところを、テキストに戻って、どの部分で間違えたかを確認し、テキストに鉛筆でメモしておく。

勉強スタートしたばかりの頃は、間違えることが多いので、最初は鉛筆メモにする。

そして、同じ問題を3回以上間違えたら、赤ペンでテキストにメモしておく。

また、テキストと過去問の同じセクションのところのページをメモしてインデックスしておく。

例えば、民法の権利関係の成年被後見人の箇所のテキストのページを、過去問の成年被後見人の箇所にメモし、

過去問の同じ個所のページをテキストに書き込みしてリンクさせておくと、次に勉強する時に

テキストも過去問もインデックスしてあるメモページを開くので、時間短縮になるのです。

上記のこと繰り返す。

★最初の頃は、なかなか思うように進まなかったりするものですが、

気にしないで、どんどん前に進む。

何度もテキストと過去問を繰り返すことの方が大切なので、前に進むことを優先させる。

繰り返すうちに、間違えなくなるし、過去問を解くことによって理解が深まり、

合格に近づきます。

大切なのは、繰り返して勉強することです。

法律に慣れることなのです。

〇勉強が進んでおおまか慣れてきたころ、試験直前には、本試験で失敗しないために、できれば

予備校に行って模擬試験を2~3回受験しておく。

予備校に通えない時は、過去問を時間を計って解く練習をする。

ここでの点数が低くても、年度別過去問で合格点を採れていたら、気にしないことが大切です。

模擬試験を作成しているのは、予備校の講師であって、本試験試験官とは異なるためです。

勉強の配分方法

宅建試験は、重要な部分の配点が高いので、

合格するためには配点の多い法律を重点的に勉強することが大切です。

具体的には

1・権利関係(借地借家法を含む)

2、宅建業法

3、建築基準法

4、法令上の制限

5、税その他

の順番で、1、から重要項目になっていきます。

まず、

1、は民法の権利関係の重要な、これから宅建業法や法令上の制限や建築基準法に進むためのベースになる核の部分です。

この権利関係ががっちりおさえた上で、次の宅建業法に進むと、

理解しやすいです。

逆に、いきなり宅建業法や法令上の制限や建築基準法を勉強してから権利関係を勉強するのは

無理だと云えます。

というのも、

民法である権利関係の特別法が、宅建業法、法令上の制限、建築基準法だからです。

ですから、

1、から4、までは、勉強期間中はガッチリものにしてしまいましょう。

テキストと過去問を何十回と繰り返して覚えましょう。

そして、試験直前に、5、税その他のテキストと過去問に取り組みましょう。

5、は、早くに勉強しても覚えられるものではないので、直前にする方が効率が

良く、頭に入りやすいですから。

まとめ

宅建主任士試験は、正当な勉強方法を取って

毎日少しずつ勉強して、

テキストと過去問を繰り返せば独学で十分合格が望める試験です。

私も、試験直前は18時間くらいは勉強していました。

勉強期間がわずか45日だったため、1日の勉強時間を長くせざるを得ませんでした。

しかし、たった45日で独学で合格することができました。

方法さえ間違えなければ、必ず独学で合格できる試験だと思います。

チャレンジする価値がある試験だと思いますので、

この記事を参考に、勉強を進めてみて下さい。

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